第1回では、金融業務で日常的に行われている「価格計算・リスク管理・予測・運用意思決定」といった膨大な計算が、なぜ限界に近づきつつあるのかを整理しながら、量子コンピュータがそこにどう貢献できるのかを俯瞰します。
金融1回スライド
古典コンピュータと量子コンピュータの違い(ビットと量子ビット、重ね合わせ・もつれの概念)、ゲート型・量子アニーリング・擬似アニーリングといった方式の特徴を、プライシング、VaR/CVaR、量子機械学習、ポートフォリオ最適化などの具体的な金融タスクと対応づけて解説します。
さらに、国内外の銀行・金融機関による量子計算の実証事例を紹介し、「金融のどの課題をどの量子技術で解くのか」という全体マップをつかむことをゴールとします。講座全体の位置づけや、以降の回で学ぶ内容の見取り図を得たい方に適した回です。